2008年6月16日月曜日

オシャレに憧れて。

 14日(土)に精華に公開授業のゲストとして、手塚治虫の娘である手塚るみ子さんが来られました。
私は、前日13日の(金)に筒井ゼミによく来ているGさん作成による、公開授業のお知らせのビラを学校の食堂前にて、配りました。
悲しいことに、貰ってくれる人は少なく、日々街中でビラ配っている人たちのことを思い出しました。
こんな思いなのかなと・・・
まぁ、予想していたことでもあるので、気を取り直して、食堂で食事中の生徒の机に強引ながら、ビラを置きました。反応の良さに気分は上場、パワーアップして、意気揚々を時間の許す限り、笑顔の持つ限り配りました。
そして、当日14日、手塚るみ子さんにお会いしました。
手塚るみ子さんは、プランニング・プロデューサーとして活躍されていて、その前は、広告代理店I&Sにお勤めであったということから、広告に興味のある私は、どんなお話をされるのだろうか、と思っていました。
今回の公開授業のタイトルは「手塚治虫が遺したものを蘇らせる発見」というものでした。
さてさて、どんなお話が聞けるのだろうか。。。

授業が始まって間もなく、なんて、なんて、オシャレな人なんだろう!!!!と思いました。
見た目も、もちろんオシャレな方です☆
私が言いたいオシャレは、中身のオシャレのことです。
私の中では、「魅力を感じる=オシャレ」という考えがあります。
まず、話を途切れさせない。
ラジオのパーソナリティーもやっておられるということで、話し方が凄くキレイでした。
とても、計画されたストーリーを淡々とではありますが、自分の言葉でしっかり話されていたのが印象的でした。
社会人になるまでは、”手塚治虫の娘”という肩書きがどうも嫌であり、父とは別の世界へ進みたいと思っていたそうです。
しかし、社会人1、2年目あたりでその考えは変わったと話されていました。
SP(セールスプロモーション)の仕事をするようになったからだそうです。
しかし、その矢先での手塚治虫氏の死でした。
父親の周りの人々から、父親の話を聞いたことで、改めて父の凄さを知ったそうです。
そこで、フリーになり、父のマンガをもっと多くの人、現代の若者にも読んでもらうきっかけ作りをしようと考えたようです。
音楽が大好きであったるみ子さんは、鉄腕アトムと音楽とのコラボを行ったり、漫画家とのコラボを行ったりとアート的な活動を進めておられます。
手塚治虫さんの描いた漫画の世界は、娘である、るみ子さんにより、新しく、またいつまでも私たちを楽しませてくれるにちがいありません。
話すときりがないので、このへんでこのお話は終わっておきます。


続きまして、
同日、公開授業の後、精華で実施されている「メディアスクール」に参加してきました。
メディアスクールとは、毎回メディアに関するゲストをお呼びし、講演会的な感じでお話を聞く授業です。
この日は、雑誌「ダヴィンチ」の編集長、横里さんが来られました。
対談といったように、ご一緒に来られた方がお題を上げ、横里さんが答えるといった形式でした。
「・特集の企画の考え方・今、狙っている特集・ターゲット層・見せ方」などなど、いろいろな話を聞きました。
この方もオシャレ人!!!!
本日二人目です☆
堅苦しくない感じがよかったです。
そして、話を聞いていて、私ってあまり本や漫画を読んでいないなと気づきました。
これって、人生損してる~って思いました。
実は、手塚治虫さんの漫画もほとんど読んだことがないです。
申し訳ない。。。
帰りに、早速ダヴィンチを買い、オノ・ナツメさんの初期短編集Tesoroを買って帰りました(笑)
そして、思ったのが、「漫画ミュージアムへ行こう!」です。
もっと、世界が広がる気がします。
早く行かないと~!!
なんて、おいしい一日だったのでしょう♪